実際に利用された可能性のあるゼロデイ脆弱性を修正した「macOS Big Sur 11.6」をリリース。
2件のゼロデイ脆弱性に対処
「macOS Big Sur」の最新アップデートとなる「macOS Big Sur 11.5.2」を公開
「macOS Big Sur」の最新アップデートとなる「macOS Big Sur 11.5.1」を公開
IOMobileFrameBufferに関する脆弱性(CVE-2021-30807)に対応。
Podcastライブラリで全て/フォロー中の番組のみを表示する機能や複数の脆弱性を修正した「macOS 11.5 Big Sur Build 20G71」を正式にリリース。
「macOS 11.5 Big Sur Build 20G71」を正式にリリース
macOS Big Sur 11.5には、以下のMacの改善が含まれています:
- “Podcastライブラリ”タブで、すべての番組を表示するかフォロー中の番組のみを表示するかを選択できるようになります
このリリースでは以下の問題も解決されます:
- “ミュージック”で再生回数と最後に再生した日がライブラリでアップデートされない場合がある
- スマートカードがM1チップを搭載したMacコンピュータにログインする際に機能しない場合がある
Apple、「macOS Big Sur 11.4」を正式リリース ~ゼロデイ脆弱性を含む73件の欠陥に対処
米Appleは5月24日(現地時間)、「macOS Big Sur 11.4」を正式リリースした。本バージョンでは、「iOS 14.6」「iPadOS 14.6」と同じく「Podcast」のサブスクリプションをサポート。チャンネル(制作者の番組をまとめたもの)や個々の番組を月額プランまたは年額プランで購入できるようになった。そのほかにも、重大な不具合の修正が行われている。
本バージョンで修正された問題は、以下の通り。
- Safariのブックマークが並び替えられたり、フォルダーに移動して非表示になったりすることがある
- Macがスリープから復帰した後、特定のWebサイトが正しく表示されないことがある
- 「写真」アプリから写真をエクスポートする際に、キーワードが含まれないことがある
- PDF文書の検索時にプレビューが反応しなくなることがある
- 16インチMacBookで「Civilization VI」をプレイすると反応しなくなることがある
脆弱性の修正は、CVE番号ベースで73件。内容は権限昇格や任意コードの実行、機密情報の漏洩、サービス拒否(DoS)、サンドボックスの迂回、セキュリティ機能「Gatekeeper」のバイパス、悪意あるアプリによるルート権限の奪取、ファイルシステムの保護部分の改変、など多岐にわたる。とくに悪意あるアプリが「CBT」プライバシー設定を迂回できてしまう脆弱性(CVE-2021-30713)は悪用が確認されており、警戒が必要だ。
また、「macOS Catalina」や「macOS Mojave」といった旧OSにもセキュリティアップデートが配信されている(CVE-2021-30713の影響は受けない)ので、併せてアップデートしておきたい。
参照:https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1326693.html
「macOS Big Sur 11.3.1」 配信開始
重要なセキュリティアップデートが内包
「iOS 14.5.1」と「iPadOS 14.5.1」を提供開始
重要なセキュリティアップデート
アップルは27日、macOS Big Sur 11.3を配信開始
AirTagと“探す”
- AirTagに対応し、鍵、財布、かばんなどの大切な持ち物の位置情報を、“探す” Appでプライバシーと安全性を確保しながら確認したり、探すことができます
- 何億ものデバイスからなる“探す”ネットワークにより、AirTagが近くにない場合でも、AirTagを探すことができます
- “紛失モード”では、AirTagを見つかったときに通知が送信され、あなたの連絡先の電話番号を入力しておくことができます
M1を搭載したMacでのiPhoneおよびiPad App
- PhoneおよびiPad用Appのウインドウサイズを変更できるオプションを追加
- iPhoneおよびiPad用Appの最大解像度バージョンのフルスクリーン表示に対応
- デバイスの傾きを利用するiPhoneおよびiPad用ゲームのキーボードでの対応
- ゲームコントローラ対応のiPhoneおよびiPad用ゲームのキーボード、マウス、およびトラックパッドでの対応
絵文字
- キスしているカップルの絵文字、カップルとハートの絵文字のすべてのバリエーションで、別々のスキントーンに対応
- 新しい顔の絵文字、ハートの絵文字、髭を生やした女性の絵文字を追加
ミュージック
- 自動再生で、曲またはプレイリストが終わったあとも似ている曲を自動的に再生して、ミュージックの再生を継続可能
- 世界の100を超える各都市で人気のあるミュージックを紹介する都市別ランキング
Podcast
- Podcastの番組のページを、より簡単に視聴を開始できるように再設計
- エピソードを保存およびダウンロードするオプションにより、自動的にエピソードをライブラリに追加して、素早くアクセスすることが可能
- ダウンロードの動作および通知の設定を番組ごとにカスタマイズ可能
- 新しい番組を見つけるときに役立つ、ランキングと“検索”での人気のカテゴリ
Safari
- スタートページのセクションの順序をカスタマイズ可能
- WebExtensions APIが追加されたことで、デベロッパは新しいタブページを置き換える機能拡張を提供可能
- Web Speech APIにより、デベロッパがリアルタイムのキャプション表示、音声入力、音声ナビゲーションのための音声認識をWebページに組み込むことが可能
- WebMおよびVorbisのビデオ/オーディオフォーマットに対応
リマインダー
- “今日”のスマートリストの並べ替えが可能
- リスト内のリマインダーの順序のデバイス間での同期に対応
- リマインダーリストをプリントするオプションを追加
ゲーム
Xbox Series X|SのワイヤレスコントローラまたはSony PS5のDualSense™ワイヤレスコントローラに対応
M1チップを搭載したMac
ハイバネーションに対応
このMacについて
- Apple IDでサインインしている場合、“このMacについて”の“サービス”タブにAppleの保証状況とAppleCare+保証の状況を表示
- AppleCare+に加入可能なMacでは、“このMacについて”からのAppleCare+の購入と登録に対応
このリリースでは以下の問題も解決されます
- Siriによって作成されたリマインダーが、意図せずに早朝に設定される場合がある
- iCloudキーチェーンがオフにならない場合がある
- AirPodsの自動切り替えで、オーディオが誤ったデバイスに送信される
- AirPodsの自動切り替えが通知されなかったり、通知が重複したりすることがある
- 外部4KモニタをUSB-Cで接続したときにフル解像度で表示されない場合がある
- Mac mini(M1、2020)の再起動後にログインウインドウが正常に表示されない場合がある
- アクセシビリティキーボードで滞留機能が正しく動作しない場合がある