OBS StudioにはMac版、Windows版やLinux版があります。
そこで、Mac版とWindows版ではどの辺が違うのか、見てみたいと思います。
OBS Studio v27.1.3で検証します。
初期画面
初期画面にはWindows版とMac版とでは差がありません。
「ソース」の違い
「ソース」の中で「テキスト」の項目が違います。
Mac版では「テキスト(FreeType2)」となっています
が
Windows版では、「テキスト(GDI+)」となっています。
「非推奨」のタグに、Mac版と同じものの「テキスト(FreeType2)」があり、選択が可能ですが、
「テキスト(GDI+)」の方が機能が多いです。
OBS Studioでの文字を表示させる場合のWindows版とMac版の相違点
「テキスト(FreeType2)」
こちらを参照ください:【OBS Studio】画面内に文字(テキスト・字幕・テロップ)を表示させる方法
「テキスト(GDI+)」
「テキスト(FreeType2)」との相違点
- 垂直方向(縦書き)
- グラディエーション(「テキスト(FreeType2)」では色の選択のみ)
- グラディエーションの不透明度
- グラディエーションの方向
- 背景色
- 背景の不透明度
- 輪郭(「テキスト(FreeType2)」では選択のみ)
- 輪郭のサイズ
- 輪郭の色
- 輪郭の不透明度
- テキスト領域の範囲を指定する
「テキスト(GDI+)」では、「テキスト(FreeType2)」よりも、設定できる事が増えています。
映像キャプチャデバイスの違い
Mac版では、映像のキャプチャーの設定のみで、音声ミキサーに映像キャプチャの音声はありません。
こちらを参照ください:【OBS Studio】Macでディスクトップ音声を出力する方法【必見】
映像キャプチャデバイスのプロパティでは
Windows版では、映像のキャプチャーの設定と音声ミキサーに映像キャプチャデバイスがあります。
デフォルトでキャプチャーデバイスからの音声が設定されています。
映像キャプチャデバイスのプロパティでは
解像度/FPS タイプで、映像キャプチャーの解像度やFPSを選択でき、
音声出力モードの設定で、録音や音声出力ができます。
OBS Studio2.7.1の機能
【OBS Studio】バージョンv27.1 リリースを参照ください
まとめ
OBS Studio v27.1.3で、Mac版とWindows版との違いを見てみました。
まだ、違う部分もあるかもしれませんが、確認出来次第追加します。
今までのバージョンアップでも、Windows版に先に機能追加や設定の変更があり、
後からMac版ということが多いです。パソコンというよりOSの制約もあります。
できれば、Windows版を使ったほうが、録画や配信は有利だと思いますが、
Macでも使いたいですもんね・・・・・